この度、令和5年度10月3日~4日に社員の能力向上を図るため解体工事施工技術講習に参加してきました。
解体工事施工技術講習とは、建築物等の解体工事に携わる者等が「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(略称:建設リサイクル法)」、その他の関連法令等に的確に対応できる解体工事施工技術を確保することを目的として、公益社団法人全国解体工事業団体連合会が実施する講習です。
全国の各都市で9月末~11月中旬まで開催されています。
この講習は、国土交通省令(解体工事業に係る登録等に関する省令第七条第二号の登録講習)に基づく登録講習です。
加えてCPDS認定講習でありユニット数は合計14ユニットです。(受講証明書の発行を希望される方は事前申請が必要です。)
この度は、大阪会場の新梅田研修センターで受講しました。
会場内は広く清潔でありとても講習を受けやすい研修場であると感じました。1階には売店と食堂が設置されています。(昼時はかなり混雑しますが)
受験資格は特になく、解体工事について学びたい方にお勧めの講習となっています。
講習内容ですが
第1日目】受付:9:00- 講義:9:30-17:00
建設業法・建設リサイクル法・資源有効利用促進法
労働安全衛生法等(労働災害統計・事例・KYT等)
・石綿障害予防規則・大気汚染防止法
・フロン排出抑制法・騒音・振動規制法
H25副産物調査結果・再資源化の現状
廃棄物処理法(1):廃棄物の基礎知識
廃棄物処理法(2):建設廃棄物処理指針
【第2日目】講義:9:00-17:00
土木建築の基礎知識
解体工事の計画と管理
(事前調査・積算・見積・契約・
届出・許可申請・施工計画・施工管理)
解体作業(1):解体工法・解体用機器・仮設
解体作業(2):W・S・RC・SRC造
解体作業の手順・留意点・施工事例等
修了証交付
専用のテキストを使用し、連続2日間の日程で実施します。
テキスト2冊に資料集3冊
どれも詳しく丁寧にまとめられており実務にも役に立つものと感じました。
講習の感想ですが、
・解体工事の基礎からかなり幅広い範囲で講義が行われていました。
・実際に現場で使用できる有益なものに加え、実際の現場では特に使用することはありませんが解体工事に従事するならば知っておかなければいけない知識を学ぶことができました。
それ故に、解体業についての学習意欲の向上につながりました。
・また会場にはさまざまな解体業者の方々がおり、いい刺激にもなりました。
修了書
受講資格がなく、全国で開催されていますので同業者様はぜひおすすめします。
(株)TATSUKAWAでは、この講習を実際に修了した知識のある技術者が現場対応、直接指揮致します。
また内装解体、木造、鉄骨、RC造の幅広い解体に対応しています。
強みが3点あります。
1.自社で建設機械、ダンプトラックを保有しています。リースする必要がないため工事金額を抑えることができます。
2.現場を自社施工で行っております。
数多くの施工実績があります。協力業者に丸投げは一切ありません。自社の経験豊富な職人が解体していきますので安心して工事を頼むことができます。
3.従業員の半分が20代!
現在、建設業は全産業と比べ高齢化が著しく高くなっています。その中で(株)TATSUKAWAは従業員の半分が20代を占めており活気があります。内装解体や人力作業において他社より素早く施工することができます。
また、第三者、近隣の方々最優先での施工を心がけております。
今後とも解体工事は(株)TATSUKAWAをよろしくお願い致します。