現場施工実績!
てんじく野口店解体(工事対象床面積:232.65㎡)
工期:9/16~10/20
本工事では注意するポイントが2点ありました。
1.道路占用許可の取得!
本工事では店舗が二号線歩道に接地しており歩道上に仮囲い、躯体足場を設置しなければならなかった。そのため道路占用許可が必要でした。
ここで道路占用許可、道路使用許可についてご説明させていただきます。
道路占有とは、道路法第32条(市道)、法定外道路管理条例第5条(法定外道路)に基づくものであり、主に水道管・下水道管・ガス管等の縦断埋設工事、電柱・電話柱・防犯灯等の設置工事、看板や日さし等を設置するときおよび建築工事に伴う足場・仮囲い・朝顔等を設置するときに必要となります。
(株)TATSUKAWAでは、道路関係の許可も確実に取得し工事させていただきます。
また、毎週末作業終了度歩道の一斉清掃を行い、道路の清掃、清潔を徹底しました。
2.第三者事故防止!架空線近接施工
工事対象店舗が架空線に近接していました。
対策として、以下の2点の措置を行いました。
①防護管の設置
電線の近くで電線の近くで建設機械、クレーン等を使用するときは、安全のため送電線からある程度の距離をとらなければなりません。
この距離のことを離隔距離といい、電圧(ボルト)によって最低限必要な離隔距離(メートル)が決められています。
離隔距離について以下に説明させていただきます。
架空電線と電車線等との水平離隔距離は、電車線の使用電圧が低圧の場合は、60センチメートル以上、高圧の場合は、1または2メートル以上とする。
*低圧とは直流750V以上、交流600V以上
*高圧とは直流750V超過7000V以下、交流600超過7000V以下
*特別高圧(特高)7000V以上
そこで防護管を設置することで感電事故、及び接地事故を未然に防ぐことができます。
しかし、防護管施工後であっても安全離隔距離を犯すことは非常に危険です。そのため監視人を設置し無線で重機オペレーターに注意喚起しながらの解体としました。
以上2点の対策措置から第三者事故、無事故で竣工することができました。
第三者様近隣の方々工事に対するご理解、ご協力していただきありがとうございました。
今後とも解体工事はTATSUKAWAにお任せくださいませ。
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竣工日
2023年10月26日
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場所
加古川市野口町
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施工内容
てんじく野口店解体工事
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構造
軽量鉄骨
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施工者
株式会社TATSUKAWA
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面積
232.65㎡